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第2回では「変数」や「定数」,「データ型」についての解説をしました。第2回が未読の方はぜひご覧ください!
本日の記事はこんな方におすすめ
- Google Apps Script(GAS)を勉強し始めて間もない方
- 条件分岐(if文,switch文)がどんなものかざっくりと知りたい方
今日は条件分岐について学習するよ。まずはif文について見ていこう。
ifって 「もし~ならば」ってやつですか?
そうそう。if文を使えば,ある条件のときにはAの処理,そうでないときはBの処理みたいことができるんだ。
if文による条件分岐
if…else文
if (条件) {
// 条件が成り立つ場合の処理
} else {
// 条件が成り立たない場合の処理
}
if…else文は分岐が2つの場合に使えるよ。
3つ以上に分岐させたいときはどうするんですか?
そんなときに使うのがif…else if文だよ。
if…else if文
if (条件1) {
// 条件1が成り立つ場合の処理
} else if (条件2) {
// 条件1が成り立たなくて、条件2が成り立つ場合の処理
} else if (条件3) {
// 条件1も条件2も成り立たなくて、条件3が成り立つ場合の処理
} else {
// すべての条件が成り立たない場合の処理
}
これで3つ以上の分岐でも対応できますね!
そうだね。でも分岐が増えるたびにelse ifを追加していると,複雑で見にくいよね。
そんなときはswitch文を使うよ。
switch文
switch (条件) {
case 値1:
// 値1と一致する場合の処理
break;
case 値2:
// 値2と一致する場合の処理
break;
case 値3:
// 値3と一致する場合の処理
break;
default:
// どのcaseにも一致しない場合の処理
break;
}
たしかにif…else文よりもすっきりして見やすいですね!
switch文では,条件と一致するcaseの値を探し出して,一致するときにbreakでswitch文から抜け出すんだ。どれとも一致しないときは,defaultの処理を実行するよ。
実は,breakは省略することができるんだけど,あまりおすすめはしないよ。
どうしてですか?
実際に実行して確認してみよう。
あれ,一致しているのは”apple”だけなのに,3つも出てきました…!
break文を省略すると,一致したcase以降の処理をすべて実行してしまうんだ。
だから,一致したときだけ実行してほしいときはbreak文は必須だよ。
まとめ
・処理に応じて条件を分岐をさせたいときは,if…else文,if…else if文,switch文を使う。
・条件が多いときはif…else文よりもswitch文を使った方がよい。
・switch文ではcaseとセットでbreak文も入れるようにする。
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